2019/12/24
「平和の君メシア=キリストの到来」             イザヤ書11章1−11節             マタイ福音書1章18−25節 <目次> 1.キリスト教の三つの祝祭日 2.クリスマスとはキリスト礼拝のこと 3.イザヤの預言に至る歴史的経緯 4.エッサイの根まで戻って 5.エッサイの根から出るメシアは「平和の君」 6.「平和の君」キリスト・イエス...
2019/12/21
 第9回「神様の創造1 創造物語の理解を巡って その2」 <目次> (つづき) 5. 人間は、「万物の霊長」かそれとも他の生物と「被造物同士」か 6. 聖書の二面性=聖書は神様の言葉にして、人間の言語で人間が書いた書物 7. 現代宇宙物理学の宇宙像と6日間の創造物語の間 8. 聖書が人間によって書かれた例証 9. 自然科学の発達とキリスト教の自然観...
2019/12/20
第8回「神様の創造1 創造物語の理解を巡って その1」 <目次> 1.神様は唯一なる創造者 2.神様の聖なる御名 3.「創造者」なる唯一の神様 4.結論 1. 神様は唯一なる創造者 1.1 神様の唯一性の聖書的根拠...
2019/09/28
 これまでは福音書の復活物語を対象として復活の理解を追求してきました。今回はパウロの復活理解です。キリストの復活について、そして終末の日の最後の審判の時の「死人の復活」について、パウロは述べています。最後に復活ということでパウロが何をどう理解したのか、検証します。そのあと結論です。
2019/09/27
さていよいよ新約聖書の復活物語と復活に関する記事です。 1.マルコ福音書の復活物語  マルコ16章1−8節1.1 マルコ福音書は、最初に書かれた福音書ですから最古の福音書です。ですからこの福音書に収められている復活物語も最古のものです。
2019/09/26
今年2019年の復活祭は、グレゴリオ暦では、ということは、これを使用している西方教会では、4月21日です。カトリック教会もプロテスタント諸教会も、一斉に復活祭=イースターを祝いました。キリスト教会を名乗る限り、祝い方に違いはあっても復活祭を祝わない教会はないと思います。
2019/09/25
ナザレのイエスが歴史に登場し、ローマ帝国によって十字架上で処刑され、そして教会が成立し、パウロが宣教し、殉教し、キリスト教迫害が襲来しました。
2019/09/23
第3回 歴史の散歩道 –ネストリオスとネストリオス派教会—景教 <目次>  1.「神の母」か「キリストの母」か? エフェソ公会議とカルケドン公会議 2.「神の母」の背後にある「子なる神」というキリスト告白 3.新約聖書にないギリシャ哲学の概念でキリストを論じた教会教父たち 4.「キリストは(子なる)神」か?...
2019/09/19
教会は自由のオアシス No2 処女降誕を巡って このコラムの題について一言  第一回の折に語るべきでしたが、このコラムの題「教会は自由のオアシス」というのは、筆者の考えた表現ではありません。ヘルムート・ゴルヴィッツアーというドイツの神学者の書物から借用しました。教会にまつわる様々なつまずきやら誤解やらを解きほぐすのに適切な表現だと思ったからです。
2019/09/06
幕末・明治初期に、日本にプロテスタントキリスト教が、宣教師によってもたらされました。最初は、アメリカから、まもなくカナダやイギリス、そしてドイツや北欧から宣教師がやってきました。特にアメリカの宣教師たちは、19世紀に起こった「大覚醒運動」の影響の下にあった人たちでした。